Z4
ロングノーズ、ショートオーバーハング、ロングホイールベースなど、基本パッケージングは従来のモデルを継承しており、ドライバーの着座位置が後輪に近い点も共通だ。
インテリア回りのデザインはBMWの文法に従ったもので、インストのセンター部分を運転席側に傾けるドライバーオリエンテッドのデザインを採用している。今回のモデルからルーフがパネルルーフに変わった。
軽量アルミ合金製のルーフは電子制御の油圧式で作動し、センターコンソールのスイッチを操作するだけでわずか20秒で開閉動作を終えることができる。
長く伸びたエンジン・フード、ショート・オーバーハング、ボディ後方寄りにレイアウトされたシート。ロードスターの伝統的な特徴を現代の感性でデザインし、正統かつ独創的なスタイルを創り上げた、BMW Z4。しなやかな線と面が織り成す流麗でダイナミズムに満ちたスタイリングは、見る者の心を惹き付けてやまない。キドニー・グリルからパワフルなリヤのホイール・アーチまで視線でなぞれば、全身から溢れ出す鮮やかな個性が、胸に焼きつくことだろう。しかし、ストレートやコーナーを駆けぬけるその姿を目にした時、初めて気づくことがある。BMW Z4の真の美しさは、風の中にあるということを。
モデル別スペック一覧表
モデル名 |
sDrive20i |
sDrive20i Cruising Edition |
sDrive35i |
sDrive35is |
|---|---|---|---|---|
ステアリング・ホイール・ポジション |
右 |
右/左 |
||
型式 |
DBA-LL20 |
ABA-LM30 |
ABA-LM35 |
|
エンジン種類 |
直列4気筒DOHC |
直列6気筒DOHC |
||
総排気量 |
1,997cc |
2,979cc |
||
最高出力 |
135kW〔184ps〕/5,000rpm |
225kW〔306ps〕/ 5,800rpm |
250kW〔340ps〕/ 5,900rpm |
|
最大トルク |
270Nm〔27.5kgm〕/1,250-4,500rpm |
400Nm〔40.8kgm〕/ 1,300-5,000rpm |
450Nm〔45.9kgm〕/ 1,500rpm |
|
タンク容量 |
55リットル |
|||
車両重量 |
1,500kg |
1,600kg |
||
全長 |
4250mm |
4255mm |
||
全幅 |
1790mm |
|||
全高 |
1290mm |
1285mm |
||
定員 |
2名 |
|||
最小回転半径 |
5.1m |
|||
燃料消費率JC08モード |
13.4km/l |
10.0km/l |
||
トランスミッション |
電子油圧制御式8速 スポーツAT |
電子油圧制御式7速DCT |
||
価格 |
\4,990,000 |
\5,190,000 |
\6,950,000 |
\8,150,000 |
主要オプション装備一覧
直列6気筒エンジン
BMW Z4に搭載される直列6気筒エンジンは、排出ガスを最小限に抑えるとともに、燃費向上にも貢献。この優れたエンジン性能は、BMWツイン・パワー・ターボ・テクノロジー*1、最先端の直噴システムである高精度ダイレクト・インジェクション・システム*1やバルブトロニック*2、ダブルVANOSなどによって実現。
アルミニウム合金製ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式フロント・アクスル
従来のスチール製よりも軽い、アルミニウム合金製ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式フロント・アクスルを採用することで、卓越したドライビング・ダイナミクスと優れた快適性を両立。同時に、前後約50:50の理想的な重量配分によって、ひときわシャープで精密なハンドリング性能を実現している。
DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)
揺るぎない集中力を要するスポーツ・ドライビング。路面状況は、1/100秒単位で刻々と変化する。DSCは、高精度センサーによって、BMW Z4のホイール回転数と横方向速度、そしてヨー・レート(車の動き)を常時モニター。スリップやスライドの危険性を感知すると、システムはエンジン出力およびブレーキ・システムを制御し、最高水準の車両安定性を実現する。また、最新のDSCは、ABSやDBC(ダイナミック・ブレーキ・コントロール)との連動だけでなく、さまざまな拡張機能も統合されている。
約50:50の前後重量配分
FR(後輪駆動)コンセプトと最新の軽量素材を採用したことにより、BMW Z4は、前後約50:50の理想的な重量配分を実現。その大いなる成果は、コーナーをシャープに駆けぬける時の、比類なき俊敏性と抜群のハンドリングで明らかになる。
高強度ボディ・シェル
できるだけ少ない素材で大きな荷重に耐えるボディ・シェルを作るために、エンジニアたちは各パーツを完璧に結合するトライアングル構造を採用。これはF1マシンやクレーンの設計にも用いられている。BMW Z4では、プレートの間に専用設計の補強材を配置することで、ハードトップを開いた状態でもより優れたボディ剛性を実現。これにより、BMWが誇るスポーツ・セダンと同様の精密なハンドリングとともに、高水準のパッシブ・セーフティを実現している。
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