Eクラスワゴン ブルーエフィシェンシー
新型「Eクラス(W212)」に予定通りステーションワゴンが加わった。
日本車のワゴンブームはすっかり下火になってしまったが、輸入車はいまなお堅調で、Eクラスもこれまでの販売実績ではシリーズ全体の2~3割がワゴンだった。一般的にワゴンはセダンよりも高い。今度のEクラスでも、同じエンジン/グレードのセダンと比べて"ワゴン代"はプラス35万円だ。でも、100万円の35万円高はイタイが、700~800万円クラスの35万円なんて"誤差"の範囲内、とは言わないまでも、払える人にとっては大問題ではないだろう。Eクラスワゴンの人気には、そんな背景もあるかと思う。
新しいワゴンボディは先代よりキモチ大きくなった。すなわち、ホイールベースは20mm、全長は15mm延び、全幅は35mm拡大している。それでいながら、5.3mの最小回転半径はキープ。今度のEワゴンも、サイズのわりにこまわり君である。
後席を畳むと、VDA方式で1910リッターを誇る荷室容量は、ステーションワゴンとしては世界最大だという。端的に言うと、「ボルボV70」や「アウディA6アバント」や「BMW5シリーズツーリング」などより広いということだ。
大きさもさることながら、たしかに使いやすそうなのは、荷室フロアにタイヤハウスの出っ張りがまったくないことである。フロアの地上高も低いから、リアタイヤをいったいどこへしまい込んでいるのか、手品のように不思議だ。
テールゲートを開け、荷室の側壁に付くレバーを引くと、後席背もたれが前に倒れて、フラットフロアになる。「EASY-PACKクイックフォールド」という便利な新機軸だ。前席にメモリー付きの電動シートが備わる上級モデルでは、この機能と連動してフロントシートを必要なだけ前に出してくれる。質実剛健な機能性で売ってきたメルセデスのワゴンも、どんどん"気が利く"ようになってきた。
モデル別スペック一覧表
モデル |
E250 |
E300 |
E350 |
E550 |
|---|---|---|---|---|
型式 |
DBA-212247C |
RBA-212255C |
RBA-212259C |
CBA-212273 |
エンジン種類 |
直列4気筒 |
V型6気筒 |
V型8気筒 |
|
総排気量(cc) |
1795 |
3497 |
4663 |
|
最高出力(ps/rpm) |
204/5500 |
252/6500 |
306/6500 |
408/5750 |
最大トルク(kg-m/rpm) |
31.6/2000-4300 |
34.7/3500-4500 |
37.7/3500-5250 |
61.2/1600-4750 |
全長(mm) |
4900 |
4870 |
4910 |
|
全幅(mm) |
1855
|
|||
全高(mm) |
1500 |
|||
定員 |
5名 |
|||
最小回転半径(m) |
5.3 |
|||
トランスミッション |
7AT |
|||
価格 |
\6,690,000 |
\7,550,000 |
\9,070,000 |
\11,550,000 |
主要オプション装備一覧
COMANDシステムの多彩な機能
ダッシュボードの上部のワイドディスプレイとともに、メーターパネル内には視線の移動を最小限に抑えるマルチファンクションディスプレイを採用。ナビゲーションのルート案内中、交差点名を漢字で示せるほか、COMANDシステムの操作画面やオーディオ機能などが表示できます。これはマルチファンクションステアリングのスイッチでも操作が可能です。 HDDナビゲーションは、40GBの大容量ハードディスクならではの素早いレスポンス、多彩な表示機能でルートの案内情報を提供。さらに、音楽CDから約1,000曲*を録音できるミュージックレジスターや多彩なメディアに対応するPCMCIAスロット、地上デジタル放送(12セグ)の高画質映像がお愉しみいただけるテレビなど、オーディオ/ビジュアル機能も充実しています。 また、携帯電話を接続することでハンズフリー(Bluetooth®対応)通話も行えます。
メディアインターフェース
iPod®、USB、USB対応MP3プレイヤー、外部入力などを直接接続できる3種のケーブルを付属。iPod®をCOMANDシステムで直接コントロールすることもできます。また、再生中の楽曲名などを日本語表記(漢字・かな)によってマルチファンクションディスプレイに表示することも可能です。
パーキングアシストリアビューカメラ
ボディ後部に搭載されたカメラで捉えた映像を7インチワイドディスプレイに表示。音声案内やステアリング操作に連動して予測ラインを示す機能により、車庫入れや縦列駐車などの運転操作をサポートします。
バイキセノンヘッドライト&ヘッドライトウォッシャーとLEDドライビングライト
ロービームとハイビームを1つのキセノンライトで切り替えるバイキセノンヘッドライトが、強力な白色光でより遠く広い範囲を照射します。また、ヘッドライトに付着した汚れなどを洗浄液の高圧噴射で洗い落とすヘッドライトウォッシャーも装備しました。 また、フロントバンパー開口部にはLEDドライビングライトを装備。夜間走行時の安全性を向上させます。
リアコンビネーションランプ
リアのウインカーランプには、視認性が高く耐久性にも優れた高輝度LEDを採用しました。また走行時には、ユニット側面に設けた起伏が空気の流れを整えることで、リアスポイラーと同様の効果を得ることができます。
自動開閉トランクリッド
運転席のスイッチでトランクリッドを電動開閉できます。また、エレクトロニックキーの操作で開けられ、トランクリッド下端のスイッチで閉めることもできます。
アンビエントライト
夜間の室内空間をより上質に演出するため照明システムにも様々な工夫を凝らしています。そのひとつがアンビエントライト。ダッシュボードから前席、後席のドアトリムにかけて、暖かみのある光が美しいラインを描き、モダンでラグジュアリーな雰囲気を醸し出します。*E 250 CGI ブルーエフィシェンシーを除く全車に標準装備。
メモリー付パワーシート(前席)
運転席ではシート/ステアリング/ドアミラー、助手席ではシートについて3通りの位置をメモリー可能。スイッチ操作ひとつで選択した位置に自動的に調整されます。 *E 250 CGI ブルーエフィシェンシー、E 250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド、E 350 ブルーテック アバンギャルドにオプション。その他の車種には標準装備。
電動ランバーサポート(前席)
乗員の身体にあわせ電動で調整を行えるランバーサポートを採用。腰椎にかかる負担を軽減し長時間のドライブでも疲れにくい環境を生み出します。 *E 250 CGI ブルーエフィシェンシー、E 250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド、E 350 ブルーテック アバンギャルドにオプション。その他の車種には標準装備。
ETC車載器
グローブボックス内には、ユニット本体と小型・軽量の別体アンテナからなるETC車載器を備えています。COMANDシステムのナビゲーションと連動しているので、ディスプレイにETC通行ゲートや料金などを表示させることも可能です。
パークトロニック
前後バンパー付近の障害物を感知して接近状況をインジケーターやアラーム音で知らせ、狭い場所での運転操作をサポートします。
クライメートコントロール(前席左右独立調整)
運転席と助手席でそれぞれ温度設定が可能です。また、後席用吹き出し口を前席アームレストの後端に装備しています。また、ダストとチャコールのコンビフィルターを備えているので10μmの粒子も吸着します。
ガラス・スライディングルーフ(挟み込み防止機能付)
サンシェードを開ければ、ガラスを通して豊かな光が室内にあふれます。後端をポップアップさせれば、効率的な換気も行えます。思わぬ事故を避けるための挟み込み防止機能も採用。 *E 250 CGI ブルーエフィシェンシー、E 300、E 300アバンギャルド、E 350 ブルーテック アバンギャルド、E 350 アバンギャルド、E 350 4MATIC アバンギャルド、E 550 アバンギャルドにオプション。
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